黄色い生きもの図鑑 小宮輝之(監修) ネイチャー&サイエンス(編) 河出書房新社
概要
魚類や両生類、軟体動物、昆虫、ほ乳類からキノコや植物まで、世界中に存在する黄色い生きものを収録した写真集です。
感想
天敵への警告やカモフラージュ、異性へのアピール、または何のためにこんな色をしているのか理由が全くの謎の生きものまで黄色い理由は様々ですが、世界にはこんなに鮮やかな黄色い色をした生きものがたくさんいることを知りました。
僕が特に驚いたのは世界で二番目に大きいというナメクジで、その名もバナナナメクジ。
北アメリカに生息しているというこのナメクジは、鮮やかな黄色をしていて、見た目も本物のバナナにそっくり。
温度や湿度によっては完熟バナナや腐り果てたバナナの色に変化するのだとか。
大きさもバナナに匹敵するほどに成長し、最大で25㎝にもなるそうです。
生きものの生存戦略は人生にも役立ちそうなことが多くて勉強になるなぁと改めて思いました。